ちょっと脱線しますが、資産形成に大切な事なので企業型DCについて書こうと思います。
最近は企業型DCを採用している企業も多いですよね。
みなさんの運用はどうなっていますか?当初から放置。なんてことはないですよね?
確定拠出年金とは
企業型DC(企業型確定拠出年金)は、
企業が従業員のために毎月掛金を積み立て、従業員が自ら年金資産の運用を行う制度です。
☆企業が従業員の年金口座に毎月掛け金を拠出。(各企業によるのですが、従業員も掛け金を上乗せできることもあります。)
☆運用は各個人が自らする
投資初心者であっても、将来受け取る退職金となれば資産運用として考えることが必要ですよね☺
どんな商品で運用していたかな?なんて思った方はいませんか。
ご自身の企業型年金の今の状況を確認しよう
実は、ほったらかしにしていてとか、忘れていたなどという方もいますよね。
私も、ずっとずっと放置していました。今となっては相当の後悔。
何故かというと、運用するかしないかで将来にもらえる金額に差がでるからです。
しかも、60歳以降に一時金(退職金)または年金形式でうけとるというものなので、長期投資ということ。他の記事でも話してきたように、資産は時間を味方につけて増大します。しかも、強力に🎁
でも、後悔していても始まりません。
『今日が人生で一番若い日✨』
まずは、ご自身の確定拠出年金のホームページにログインしてみましょう。パスワードを忘れてしまった人はそこで挫折することなく、すぐに再設定しましょう😉
運用商品を確認しよう
ログイン出来ましたでしょうか?ご自身の運用商品を確認してみましょう。
導入されてから何年も確認していなかった方は、商品が元本保証型のものになっている事が多いかもしれません。
何故なら、以前は何も設定しないと自動的に元本保証型を選ぶ設定になっている企業が多かったからです。(最近はこれではまずいと見直され、資産形成しやすい商品がデフォルトになっているところもあるようです。)
もし、元本保証型のままになっている方がいたら、見直すタイミングです。
なぜなら、現金保有と同じで、インフレに対応出来ない資産として持っているという事だからです。
運用している人と、将来受け取る時の資産額は相当な開きがでる可能性があります。
実際にどれくらいの人が元本保証型で持っているのか
2020年には34.1%、2024年には24.2%の人が元本保証型のみで資産運用をしているというデータです。

年々、運用する人たちが増えてきている事は良い事だと思います。大事なご自身の資産なので、情報を収集してどう運用するかを考えることはとても大切。
物価上昇と、新NISAの開始、各企業が危機感をもって従業員に再説明したことなどなど色々な要素もあったのかなと思います。
運用するとうことは、リスクをとって、リターンを得るということ。短期でみると株価下落の打撃を受けることもあります。そのリスクを出来るだけ避けられるように長期での運用が大切です。
その一方で、元本保証型で持っている人たちも、実はリスクをとっている事を忘れないで欲しいです。
先ほども述べたように、現金を持っているのとほとんど変わらないので、インフレのリスクに対応できないです。
20年後、今の1万円は1万円の価値はありません。通常物価は時の経過とともに上がるので、お金の価値は下がっていきます。
元本保証型で持っている人たちは、早い段階でそのリスクに気が付き今後どうするかを考える必要があります。
まとめ
確定拠出年金。
企業が掛け金を出してくれますが、運用はご自身でする必要があります。今の状況がどうなっているかをまずは確認しましょう。
60歳まで引き出せないので、長期投資になるということ。つまりは、しっかり商品を選び運用がでいれば大きな資産になる可能性を秘めています。時間は大きな力になります。
元本保証型で運用している方は、実はリスクをとっています。インフレに対応できないということ。
本当にそれが自分で選んだ最適解なのかを考えてみましょう。
皆さんにとって、明るい未来になりますように😊
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