年代別の投資戦略

比較

年代によって、投資戦略が変わってきます。

何故なら、

☆取れる投資期間が違う

☆年代によって必要なお金の額が変わる

☆家族構成の変化などに伴う生活の変化   などがあるからです。

年代別に、運用をどう考えるかみていきましよう。

                 前提

       ①優良なインデックスファンドで長期投資

②生活防衛資金はあらかじめ用意しておく(生活費の半年~1年分)

       ③家計管理をして、余剰金を投資にまわす

       ④リスク許容度を確認して、納得して自己責任で資産する

22歳からの10年間

まだ働き始めたばかりで、お給料は少ないかもしれません。

でも、この時期は貯め時です✨

実家暮らしの人は、年間100-120万円くらい貯められるひとも多いですし、

一人暮らしの人は60-80万円くらいを頑張れるかもしれません。

リターンを年率5%、投資期間10年間とします。

左は月10万円(年間120万円)を積み立てた場合。

投資総額は1200万円、運用利益344万円、合計1544万円。

右は月5万円(年間60万円)を積み立てた場合。

投資総額600万円、運用利益172万円、合計772万円。

色々と吸収したり体験することが出来る時期なので、自己投資や旅行などにお金を使うこともとても大切です。

積み立て例として上記2種類をだしましたが、自分にあった金額を設定して始められたら良いかなと思います。

上手に家計管理を若い頃からすることで、少しずつでも投資にまわす。それが出来たなら、将来がだいぶ楽になると思います!

30代から40代

結婚や出産などで家族構成が変わる人も多い時。出産後仕事復帰してから、子供が大学生になるまでの間も貯め時です。(私立に行く場合は別として)

この時期は子供を考えるのであれば、学費をためていきましょう。

30歳になったころから学費をためていけば、子供が大学生になるまでに15-20年間くらいの期間をとれるかもしれません。

短期投資にならずに貯蓄を始められるので、暴落のリスクも避けやすい✨

リターン年率5% 投資期間15年とします。

毎月5万円(年間60万円)投資。

投資額900万円、運用益424万円 合計1324万円まで成長します。

学費もどんどんと上がっていますので、この運用益はありがたいですよね。

子供の人数や状況によって必要な額が異なるので、どれくらいの金額が必要なのかを考えてシュミレーションしてみましょう。

50代

もしお子さんがいれば、子供の手が離れた方もいらっしゃると思います。

子供が巣立ったあとも、また貯め時です。今度は、老後資金をためていきましよう!

大事な老後資金を形成するので、”使いたい時に暴落していた”という状況は避けたいですよね。

投資期間を15年以上は作れるようにしてもらえたらなと思います。

リターン年率5% 運用期間15年間として

月10万円(年間120万円) 投資期間15年間とします。

投資金額1800万円 運用利益484万円 合計2648万円まで成長しています✨

年金以外に、資産があることで安心して老後も過ごせるようになるかと思います。心に余裕が持てる老後いいですよね。

60代以降

投資期間を長くとれないので、難しい年代かと思います。

これから資産形成をするというよりは、本来は資産を今後どうやって使っていくかを考えていくフェイズですね。

投資にて資産を増やしてきた人は、どう取り崩していくか・資産を安全資産に変えていくのかなど悩む時に入っていきます。いわゆる、出口戦略を立てる時期です✨

それでもどうしても投資が気になるという時。

使い道のない余剰資金で、暴落が起きてもあきらめられるくらいの資金であれば。。という所でしょうか。

どうしても始めたいのであれば、年金を早い段階でもらい始めて使っていき、余剰資金を長期投資するとなるでしょうか。

年齢によって、状況がかなり変わる時なので、ご自身のリスク許容度と取れる投資期間をよく考えて最善を尽くすことが必要です😊

まとめ

年代によって、貯め時と使う時期があります。それを認識しておくことが大切です。余裕をもって資産形成をしていきましょう。

今回は年代によってシュミレーションしたので、これらを合計すればもっと資産は大きくなっていると思います。

投資初心者でも、しっかり勉強すれば難しいことはありません。

優良なインデックスファンドで長期投資をしていきましょう。

シュミレーションすることで、無理なく無駄なく資産を作り、お金の心配をしなくていいんだ!と思ってもらえたら幸いです😊

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